2007-07-21

結果がみえた参院選???

ブログで見る参院選7月21日のネット新聞の情報が伝える参議院選挙の動向を示したグラフをみて、ほぼ決定の予測をしてみた。






結果は自公連合のギリギリ過半数議席獲得と読める。

「自民、民主が拮抗 年金 が圧倒 ブログで見る参院選」、の記事見出しは朝日新聞の予想。
見出し、拮抗というのがくせ者で、何が拮抗するのか与野党間の拮抗すべき争点がどこにあるのか、という提起に誰もが懐疑的にならざるを得ない。
その基本集計は800万ブログから集めた固有名詞登場頻度をもとに集計したそうだ。基準は「良し悪し判定」とは関係なく一律に登場頻度数であるという。
機械的といえばそれまでだか却ってその方が正確な判断を下す場合が多い。
ともすれは情緒的になってしまう闘だか、結果というのは情緒ではなくリアルな数の獲得であり戦略は日本システム情緒的な手段を講じるが、過半数を獲ることは即ちリアルな数確保である。
日本政治は究極の選択をする必然性に乏しい。それは自然環境が他の国より余りにも恵まれているからである。そのこと自体世論も自覚していない。
空気と水と安全がタダで手に入る国、とは古いセンテンスだが、それは依然として今でも持続している。
日本の「年金問題」が世界経済に与える影響は皆無。すなわち、与党側の不始末はとるに足らぬ問題と、世論は判断していると推測する。(私自身からすればそれはトンでもない許されざる政治責任)

あと1週間後の投票で、いまの形勢が劇的にかわることはないと思う。残念だが与野党逆転のチャンスは消えた。今後もその可能性はないだろう。なぜなら国民がそれを望んでいるからである。

金権汚職政党と揶揄されても、それに群がる派閥政治、社会世論がある限り体質は改善されない。その結果年金問題が生じたのである。

           画像は水田に農薬散布するリモコンヘリ

2007-07-19

29日にきまる

7月29日の参議院選挙、予想は伯仲の模様。
どちらが勝つか、開けて見ないとまったくわからない混迷状態と予想。

与党、社会保険庁が、やはり致命傷です。
それに関連する団体、旧公社といわれる組織体質がいま、にわかに表面化しているように思います。
つい先日JRとNTTが、そろって社員に対して社会保険の緊急窓口を開設した、というニュースがありました。

表面的には企業が社員のために救済措置を取る、といったように見えますが、なんのことはない、旧公社は社会保険庁と同じカテゴリーで、クミアイ主導の組織で労働よりも保守精神が最優先し、社保庁の闇マニュアルのような馬鹿げた指南書がハバを利かせていたのです。

その当時の幹部連は、いま何をおもい考えているのでしょうか。とても恥ずかしくて公然と社会に出ることは出来ないでしょう。

彼らのやっていたことは、まったく主体性の無い体制型お仕着せをやっていたに過ぎません。

はやり風邪というのは誰でも引きますが、自分はカゼではないと思い込んでいたことが致命傷で、そんな人に付ける薬がありません。

それで年金問題が表面化したに過ぎませんが、この悪しきお仕着せ世代を一掃するには5.6年かかるでしょう。その前に、与野党逆転があれば、2.3年というところでしょうか。

2007-07-18

これも時代か




「18日午前3時ごろ、大阪府東大阪市の自営業男性(56)宅から、長女(17)が「父を刺した」と110番通報した。府警河内署員が駆けつけたところ、背中に刃物が刺さった男性を発見。その場にいた大阪市内の高校に通う長女が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。父親は重傷」

これはネット配信された新聞記事抜粋です。



いくら、なんでも、それはないでしょう、という本音がつい出てしまう。

その娘は、「これまで払ってきた学費を返せ」と父親に求められていたという。
同様の事件で風呂に入るのが遅いとののしられ、娘がその父親に危害を加えた事件が思い出されます。
自分の我が家を思ったとき「起こるべくして起こった事件」、として父親代弁者は切ない気持ちです。
父親権威喪失、社会規範崩壊などいろいろ言われますが、今社会で起こっている事件を分析すると、やはり尋常普通ではない、と思ってしまいます。
「なんでもアリ」、がいま社会で進行しているのでは。社会規範など言うと疎ましく思われますが、いまそれが最も欠如しているのが日本でしょう。
政権実行者自民党が社会保険庁問題のデタラメをやっていたからといって、一般市民が、それと同調する必要はまったくない。
時に7月29日、参議院投票日です。
「政治には興味はないわ」、と身内のものが言ってましたが、少なくとも税金を納めいてる国民として、納税額1円をどのように使うかを審判するには投票して、政治に関与すべきです。
そうでもしないと、世の父親は娘にバカにされ続けます。