2007-11-29

ネットの将来展望

しばらく留守にしてました。(11月29日)

このページに入るのに3回も4回も入力設定させられました。相変わらずガードが固い、というかシステム不具合といいますか。

その割りに海外LINKにアクセスすると、たちまちウイルス感染するのはどういう訳でしょう。
セキュリティ万全の筈がスパムの知恵に追いつかない、と云うことなのでしょうか。

私のメールがスパムに犯されてます。たぶんそれは私だけではないと思います。まったく非生産的スパムの効用、また有用性を鑑みても価値はゼロです。

おそらく、過去にアクセスしたであろう「出会い系サイト」よりの情報が、闇ルートで漏洩しているのでしょう。

ネット世界ですから、一個人がどのサイトにアクセスしようがフリーです。まして男であればネットサイトの陰部を覗く、という行為は誰でも経験があるでしょう。

それをネタにアクセスしたからといって、一方的に低俗出会い系メールを送るというのは筋が違いやしませんか。

またその内容も事務的でワンパターン。いかにも女性が書いているようですが、営業マニュアルの常套句羅列で、彼らは芝居過多です。

今日、56通のスパムがあり56回の削除を強いられました。毎日毎日、この繰り返しです。

「出会い系サイト」の皆さん、世間のご迷惑も少しは考えてくれませんか。その行為がどれだけ報われるのか、私は覗いたい。

もし、もしもの話ですが、それがバックに控えるトウ局に筒抜けであるなら、それはそれで生産性はあります。

よからぬ市民の意見をいち早く感知して、リストに載せるというのは特定組織として大事なことですから。

2007-09-24

バーチャル を 凌駕

24日夕方のテレビニュース、安倍首相が病院から痛恨の「お詫びメッセージ」の挨拶をしていた。

その姿に誰もが「痛々しい」と思ったに違いない。これはシナリオなき劇的ドラマである、そう感じた。

また、ある報道では安倍首相回顧を「モーゼ」となぞらえた。そのことが、そなんに難しい退陣劇か、と思ったがモーゼを名を借りておけば安倍氏も救われる。

「安倍さんは一種のモーセたらんとした」。文芸評論家の新保祐司さんには、安倍首相が旧約聖書に描かれた指導者の姿と重なってみえたという。(堀晃和)  「安倍さんは、『出(しゅつ)エジプト』をやろうとしたんですよ」 。 新保さんは「安倍さん個人の事情や政局ばかりが大きく報じられ、一国の首相に対して敬意を払わない報道が目につきます。だから、あえて精神史的にモーセという補助線を引いてこの問題を考えてみたい」と前置きして、安倍政権発足から辞任表明までの一連の流れを、そう評した。 旧約聖書の「出エジプト記」。紀元前13世紀ごろ、モーセは大国エジプトの圧政に苦しむイスラエル人たちを約束の地「カナン」へと導く。隷属的な状況から抜けだし、真の自立を求めるという物語である。この内容と安倍首相の目指したことが二重写しに見えるというのだ。

そう評価したのは評論家新保祐司氏だった。

歴史的題材を用いて足跡をなぞるのはよくある手だが、はたして本人がそう思っていたのか否か。

散々メディアに叩かれて、いじめられて病院から懺悔ではモーゼどころではない。満身創痍の身を呈しての「お詫びメッセージ」は前代未聞の党発足以来ではないのか。

そうしたことが派手なパフォーマンスで世間の喝采を満遍なく頂戴した前総理よりも特別印象的である。

このドラマは、誰もが描き得なかったシナリオで、また、このドラマこそが日本人のもっとも好きな展開なのである。

「美しい国」とは、古来より風景ではなく人間ドラマを描いてきたのである。 

2007-08-31

すったもんだ

「朝青龍」に引退勧告の意見、と新聞報道。
またファンに対する説明もない、とメデイァが報じる。
関係者による見解。

「横審として当面は見守る方針でまとまった。海老沢勝二委員長は、横綱がモンゴルで治療に専念するのか、また新しい事態に発展するのか。モンゴルでの生活を見守るしかない、と話した。会合では複数の委員から引退勧告を求める意見も出たという」。

この角界一連の不祥事、自民参院選惨敗責任問題とパラレル展開していると見る。

とどのつまり「その責任は誰が取るのか」、という本質遡及をすれば、そのスターを祭り上げたのは誰で、その目的は何か、という足元を考えれば、緒問題に対して首を捧げるのは自ずと誰であるか判るはずだ。

角界において朝青龍がモンゴル人というのは誰でも知ってる。他国籍による力士で角界に新風、と云う事実は一定の評価を得た。また横審もそれに肯定して現在に至ったはず。

それで、この度の問題が浮上して精神的療養が必要で欠場処置、というのは「何か本質の争点」がずれてませんか、といいたくなる。

角界で横綱に認定したのは誰なのか、国会で首相に任命したのは誰なのか、という本質的な組織構造。

あいも変わらず外野席から愚痴をこぼし注文をつけている、「アンタ」、こそが諸悪の根源であることを自覚していない悲劇。

その発言がメディアで報道されていること自体が「元なにがし」の威光をものがたる。日本においては、元なにがしが多すぎて祭り上げられた「スター」は、まったく「現在ドン」の気持ちでいられない。

2007-08-27

ソカク


注目の内閣改造発表・8月27日


自民党の新三役に就任した麻生太郎幹事長が開口一番に発した抱負と意気込み。
「自民党をぶっ壊すという人を選びその人は事実ぶっ壊した。ぶっ壊された自民党をどう立て直すかが、我々三人に与えられた役目と自覚している」と新聞が伝えた。

身内の不祥事、まったく機能しない組織統制、烏合の衆・団化、これまでの経緯を表現するとそうなる。
その原因が「壊された党」であることをやっと認めた麻生新幹事長の言葉は重い。

2007-08-20

猛暑 無風

再び暑さが戻ってきた。


政界も一見、無風であるように見えるが水面下では激しい攻防が続いているのだろう。

この一連の選挙政治に関連して、いろいろ書いてきたが、フラッグチェックシステムによって、なにか制限されているような気がして、重要なコメントは自分のhpで意見した。


その内容とは、参院で惨敗した政権与党の失態は、前首相の悲願であった郵政民営化に遡り、またその理由はアメリカの強い要望の結果、日本が受け入れた、との見解を東大名誉教授が新聞に発表した。



以下はhp抜粋

文化勲章受賞者・「宇沢弘文」氏は東大名誉教授で世界的な経済学者。氏が、この度の政治問題で千葉日報社に特別寄稿している。市場原理主義的改革を拒否 自民惨敗の参院選に思う、と題して辛辣な批判を呈示した。
「小泉改革の思想的原点は市場原理主義である。簡単に言ってしまうと、もうけることを人生最大の目的として、倫理的、社会的、人間的な営為を軽んずる生きざまを良しとする考え方である」。
「市場原理主義者たちが日本でまず最初に取り組んだのは、平和憲法のなし崩し的な骨抜きであった。次に狙ったのは、日本の金融を彼らの制圧下に置くことであった。そのために市場原理主義者たちが考え出したのは、異常なまでに厳しい銀行会計基準の導入と郵政民営化であった」。
「郵政民営化の必然的帰結として、郵貯や簡保の資金がより高い金利を求めて、日本の国債から米国債に大きくシフトするであろう。じつは、長年にわたってアメリカ政府が執拗に、日本政府に対して郵政民営化を迫ったのは、このことが最大の目的だったのである」。



この鋭い洞察こそがいま日本にもっとも欠けている重要なファクターである。

この代弁意見参考をもって私の政治記事を終える。

2007-08-06

フラグボタン日本語


このサイト機能であるフラグボタン詳細が日本語で表記されましたので、再度正しい日本語解説をコピーいたします。
[フラグを設定] ボタンとは何ですか。
[フラグを設定] ボタンは検閲を行うためのものではなく、中傷を目的として使用することはできません。 この機能は、政治的な対立意見、扇動的な意見、不適切な発言などがあった場合の報告にご利用いただけます。
"不適切な投稿を報告" という名前のこの機能には、Blogger Navbar からアクセスできます。 [フラグを設定] ボタンは、Blog ユーザーが問題のあるコンテンツを簡単に報告できる機能で、Google では報告されたコンテンツに対して必要に応じて対処いたします。 このように Google では、ユーザーの皆様のご協力を得て、ウェブ上で公開されている投稿の内容に問題がないかどうかを確認しています。
"不適切な投稿を報告" 機能の目的
Google では、ウェブが自己表現の重要なメディアとなるうえで Blog が重要な役割を担っているという強い信念を持っており、今や Blogger ユーザーの数は何百万にものぼっています。 しかしながら、ユーザーが投稿するゴシップやジョークなどのさまざまな意見の中には、問題のある内容も含まれています。 通常は Google で投稿内容を確認することはありませんが、Google の責任は Blogger ユーザーだけでなく、Blog*Spot の一般の読者にも及ぶものであると考えております。
[フラグを設定] ボタンは、Blog*Spot の読者の皆様に問題のある可能性の高い投稿を報告していただくために用意されています。これにより、Google で問題のある Blog をリストに表示しないよう設定し、他のユーザーの目に触れないようにすることができます。 この場合、該当の Blog は Blogger.com のリストに表示されなくなりますが、ウェブ上では引き続き表示されます。見解は人によって大きく異なる場合があるため、ご理解いただけますようお願いいたします。
不正な Blog や違法行為に関するサイトなど、問題がより深刻な場合は、従来どおり既存のポリシーを適用し、必要に応じてコンテンツの消去やアカウントの削除を行います。
"不適切な投稿を報告" 機能の仕組み
Blog を閲覧しているユーザーが Blogger の Navbar にある [フラグを設定] ボタンをクリックすると、その Blog の不適切または違法であると思われるコンテンツが Google に報告されます。 Google では、その Blog に対してフラグが設定された回数を追跡し、この情報に基づいて必要な措置を取ります。 この機能では、投稿の内容が不適切かどうかを判断する際に Blog ユーザー全体の意見を反映することができます。 参考までに The Wisdom of Crowds (英語) をご覧になることをお勧めします。
悪意のあるコンテンツに対する特別措置
ユーザーの総意として Blog*Spot で悪意のあるコンテンツが特定された場合、Google で該当の Blog の前に[コンテンツに関する警告] ページを挿入し、Blogger のリストに表示されないよう措置を取ります。
注: フラグを解除するには、[フラグを解除] ボタンをクリックします。

2007-07-29

29日開票結果

29日23時、読売による選挙速報。コピー

 岡山選挙区(改選定数1)では、新人の姫井由美子氏(48)(民主=国民新推薦)が、4選を目指した自民党参院幹事長の現職片山虎之助氏(71)(自民=公明推薦)ら4人を破り、初当選を果たした。
 姫井氏は、片山氏に挑む戦いを「姫の虎退治」と名づけ、無党派層へのはたらきかけを強める選挙戦を展開。こまめに街頭演説を繰り返して知名度の低さを盛り返し、郵政問題で離党した平沼赳夫・元経済産業相の地盤も切り崩し、強固な自民地盤に風穴を開けた。
 民主党本部も「全国最重点区」と位置づけ、小沢代表が公示日と最終盤に入ったほか、代表経験者も相次ぎ来援するなど全面的なテコ入れを図った。
 片山氏は危機感を募らせ、地元選出の衆院議員や県議、企業などをフル回転させる組織選挙で対抗。公明の支援も得たが、勢いに乗る姫井氏の前に上滑りが目立ち、組織固めを思うように進められなかった。
(2007年7月29日22時33分 読売新聞)

激戦区岡山で民主が勝利したことは今回の選挙の象徴的な出来事だった。

自民現・参院幹事長を破ることは即ち敵将の首を取ることに相当する。当然の結果として、要役を引責辞任、参院のドン青木氏も役を降りた。

それにしても選挙戦の闘いは、まるで中世戦国時代そのままである。

伝えられる、 民主党本部も「全国最重点区」と位置づけ、小沢代表が公示日と最終盤に入ったほか、代表経験者も相次ぎ来援するなど全面的なテコ入れを図った。
とするのは党幹部の読みの深さか、はたまた相手の脆弱性に付け込んだ戦略の 読みか、まったく知るところではないが「勝ち負け」の世界は何が決定的要因であっか判らない。

とどのつまり、党挙げて組織を動因しても肝心の本人の資質また「画面受け」が無ければ政治世界といえども人気を獲り得ないという事実が証明されたということだろう。

いつの世も、顔が大事ということを、この選挙は伝えている。将来、その方向は益々強まるに違いない。

2007-07-28

政治への発言か?

「旗」ボタンは何ですか?Flagボタンは検閲ではありません、そして、荒れ狂う暴徒はそれを操ることができません。 政治上の異議? 扇動的な意見? 平野ただ気が狂っていますか? それを起こしてください。
この特徴は「好ましくないとしての旗」と呼ばれます、そして、それはBlogger Navbarを通してアクセスしやすいです。 ウェブログ共同体は「旗?」ボタンで、容易に疑わしい内容に注意します。(順番に、それは、必要であると私たちが行動を取るのを助けます)。 したがって、私たちは、ウェブの私たちの目であり、あなたにとって、重要な潜在的問題を私たちにお知らせするためにあなた方、ユーザに頼っています。
私たちが「好ましくないとしての旗」を作成した理由それはブロッグが、自己表現の重要な媒体にウェブを作るのを助けるという私たちの強い信念です; ウェブログを作る人は何百万人もの人々について表明しました。 私たちのユーザは、おしゃべりして、冗談を言って、わめいて、発行して、共有して、時々、潜在的に好ましくないものを掲示するかもしれません。 私たちは一般に私たちのサービスで掲示された内容を再検討しませんが、私たちの責任はBloggerユーザを超えてBlog*スポットのカジュアルな読者に広がっています。
「旗?」ボタンがBlog*スポットの読者が潜在的に疑わしい内容に関して私たちにお知らせくださるのを助けることができる手段であるので、私たちは、他のものが「非記載した」ような特定のブロッグを設定するのによる材料に遭遇するのを防ぐことができます。 これは、ブロッグがBlogger.comで促進されませんが、ウェブと#8212でまだ利用可能になっているのを意味します; 私たちは、1人の人の下品さが別のものの詩であることを覚えておくのを好みます。 何かそのようなもの。
より重大なケースのために、私たちは、私たちの既存の方針(内容を取り除いて、必要であるときに、アカウントを削除する)を実施し続けるつもりです。(ケースは非合法活動に従事しているブロッグかサイトをばらまきます)。
ここに、どう働いているかがあります。ブロッグを訪問する人がBlogger Navbarを「旗?」ボタンをクリックするとき、それは、彼らが、ブロッグの内容が潜在的に不快であるか、または不法であるかもしれないと信じているのを意味します。 私たちはブロッグがどんな動作が必要であるかを決定するのに好ましくないとして旗を揚げられて、この情報を使用するのをさせる回数を追跡します。 この特徴で、全体でウェブログ共同体は彼らが好ましくないと考える内容を特定します。 あなたはCrowdsのWisdomを読みましたか? それはちょっとその似ています。
憎しみのスピーチのための特別なケース共同体が投票して、憎しみのスピーチがBlog*場所で特定されるとき、GoogleはContent Warningページをブロッグの正面に置いて、"非記載"にそれを設定する権利を行使するかもしれません。
注意: 彼らが気が変わるなら、ユーザは"Unflag"ボタンをクリックするかもしれません。
この情報は有用でしたか?


blogger.comに上記のような項目がある。政治記事はこれに該当するのか?

2007-07-25

収まらない「事象」












投票日を見据えた各メディア選挙予測、自民退潮に歯止めが、かからない。

7月27日、午後7時のNHKニュースでニューヨーク株取引下落が伝えられた。
住宅ローン焦げ付きが要因と伝えているが、その一方でファンド資金調達困難予測も懸念されているという。

ガソリン高騰と相俟って、「その原因は何故」という疑問が拭えない。同様に何故いま株価下落なのか。

いま日本で焦点の社会保険庁年金問題、その資金一部流用が不透明な状態で、まして年金資金運用の鍵を握る自民党が、この選挙で負けたら「6兆4千億円」という目の玉の飛び出るような資金使途が、アメリカファンドに回らないという事態が起こりうる。そんなことも邪推の一つにある。

7月25日(水)15:13 の時事通信社記事によると、次のようなニュースが配信されている。

「年金福祉施設の整備や年金相談など、給付以外の事業に使われた厚生年金、国民年金の保険料が、1945年度から2005年度までの61年間で6兆4000億円に上ることが25日、厚生労働省のまとめで分かった。先の国会で成立した社会保険庁改革関連法は、年金事務費への保険料充当を恒久化することを定めており、使途のチェックが今後課題となりそうだ。
同省が作成した資料によると、年金給付以外に使われたのは、(1)年金相談やシステム経費1兆7000億円(2)厚生年金会館や健康福祉センター(サンピア)などの年金福祉施設の整備1兆4000億円(3)被保険者住宅融資1兆5000億円(4)全国13カ所の大規模年金保養基地「グリーンピア」の建設3000億円-など」。(時事通信社)

年金給付以外に使われた金額内訳、システム経費、サンピア、グリーピア、住宅融資等、6兆4000億円となっている。これは「以外」だから本体年金納付額と支給額を合算すると一体いくらになるのか。

Microsoft、Google、Yahoo、など優良IT企業の30や40が簡単に買えてしまう資金ではないのか。

61年間の年金システムで、その詳細を国民が知ったのはこれが始めてで、この査察というか監査機関が存在していなかったのが不思議で、政府は内部のそれを知っていたというから、甘い汁、を吸っていたと勘ぐられても弁解できない。

おそらく、これから先社会保険庁と扱う年金資金の問題が次々に暴露されるに違いない。

国民が老後の将来設計のために国が制定した年金制度を真面目に果たし蓄えた金。日本にその膨大な資金が保有されていたことも今回の事件で解った。

2007-07-24

益々判らない選挙その後




ある新聞記事が気になる。

「時事通信社」によると、

自民劣勢メデイァ報道に関連して「参院選は政権選択の選挙ではない」と述べ、選挙結果にかかわらず安倍晋三首相の退陣は必要ないとの認識を示した。


と、報じた。

政権選択ではない参院選挙であるから現・安部政権は引責の必要なし、ということか。劣勢情況の火消しに必死というのが読み取れるが、それを表明していること自体がネット用語「大炎上」である。

ヤバイな~。追い詰められたかジミン。


自民党の中川昭一政調会長も日本外国特派員協会で記者会見し「首相指名選挙に絡む国政選挙(衆院選)ではなく、首相が辞める辞めないというのは別次元だ」と述べ、首相の進退問題には発展しないと強調した。と [時事通信社] は伝える。


私の意見は自民党を擁護する言説では決してない。むしろ政権交代を望んでいる側の人間で、その敵対相手が民主党である必要は無い。戦後60年継続政権の変革を望んでいるのであり、では共産党に任せるか、という極論は在り得ない。


当然交代要因は民主党であって今回の選挙活動において小沢党首は安倍氏よりも精力的に動いている。「命を賭して」、という姿勢が小沢党首には現れている。

この記事を書いている合間にも更新記事が入ってくる。

与野党過半数割れも【夕刊キャスター】  2007年7月24日(火)15:59

「いくらなんでもそれはないでしょう」、というのが本音だ。

「29日投開票の参院選をめぐり、与党の過半数割れの可能性について言及する世論調査が出ているが、好調が伝えられる野党陣営からは、選挙運動が緩むのを恐れて、引き締めを図る声があがっている」。

との記事だが、それが混迷・混迷また混迷を言い表している。これでは有権者はどうしたらいいの? という空中分解情況に陥ってしまう。

そこに再びクエスチョン。

「だが、合同世論調査の結果をみても、接戦の選挙区が多いうえに態度を明確にしていない有権者も多数いることから、どのような選挙結果になるのか予断を許さない。また、平成10年の参院選で、橋本龍太郎元首相の恒久減税をめぐる発言がぶれ、自民党敗北の一因になったように、今後党首が失言すれば、選挙戦に影響を与える可能性がある」。「今年のように統一地方選と参院選が同じ年に行われる『亥年選挙』は投票率が下がる傾向がある。有権者にはぜひ、投票権を行使し、国政に意思表示をしてほしい。(総合編集部 今井大介)」

と記事が締めくくっているように、とうとう「亥年」暦の暦法までも動員されてしまった。
紀元前の古代中国陰陽五行思想から派生した暦法が現代社会に与える根拠は科学的に検証されないが「亥年選挙」下降投票率推定とは裏腹に、各ネット調査結果で投票実態大幅アップが数として示されている。

過去の記事判断で、私はネットリサーチ予測数を読む限り保守政権強し、と読んでいた。更にそれに上乗せ推測として安倍総理の血統に注目していた。
周知の通り安倍氏は歴代総理「岸」の孫であり、身内にはノーベル平和賞の佐藤総理もいた。

ともに戦後日本の経済復興を直に担当した執務者であり、現日本を背負う大手企業に多大な影響力を持つことは想像に難くない。


そのような個人的なバックボーンも考慮して予測していた。昭和50年代、労働組合運動が活発だった頃、社会党が野党のカオとして力を振るっていた。今話題の社会保険庁組合もその中に入るだろう。矮小化したいまの社民党は「労働組合」事実上崩壊を見事に表している。

それから約30年しか経っていない。いやむしろ30年も経ってしまったといった方が適切か。つい先日の夢物語、自民党をぶっ壊して高得票率を得た張本人の責任は重い。「天国の後に地獄が待っていた」仕掛け人の断罪を問う声は、この最中であまり聞かれない。いまさら云っても仕方ないか。

対する野党民主党は、やっとやる気を出して大幅アップの兆候を見せている。だったら何故もっと早く「やる気」を出さなかったのか?

一時の夢の栄華を謳歌して、幻のごとく消え去ってしまわないように肝に銘じるべきだろう。

いつの世も天国と地獄は紙一重で、常に様子を覗いながら悪魔は囁くだろう。

梅雨前線停滞





あと5日に迫った参議院選挙投票日。


新聞テレビでは予想・予想が紙面をおどる。


大筋で自民の過半数割れ予想と報道している。


予想が現実となったときの更に予想。


衆議院解散総選挙だという。安倍政権存続存亡の危機か。


しかしそれはすべて予想であってバクチである。


ある電話聞き取り調査でこんな数字が出ている。


29日に投票する政党、自32.2、民27.2、公2.8、比例区、民26.7、自25.2、との回答数字。

これが実際に投票に反映されれば、僅差で自民、比例で民主となる。かつての参院選でも、同じような結果が出ていた。

2007-07-21

結果がみえた参院選???

ブログで見る参院選7月21日のネット新聞の情報が伝える参議院選挙の動向を示したグラフをみて、ほぼ決定の予測をしてみた。






結果は自公連合のギリギリ過半数議席獲得と読める。

「自民、民主が拮抗 年金 が圧倒 ブログで見る参院選」、の記事見出しは朝日新聞の予想。
見出し、拮抗というのがくせ者で、何が拮抗するのか与野党間の拮抗すべき争点がどこにあるのか、という提起に誰もが懐疑的にならざるを得ない。
その基本集計は800万ブログから集めた固有名詞登場頻度をもとに集計したそうだ。基準は「良し悪し判定」とは関係なく一律に登場頻度数であるという。
機械的といえばそれまでだか却ってその方が正確な判断を下す場合が多い。
ともすれは情緒的になってしまう闘だか、結果というのは情緒ではなくリアルな数の獲得であり戦略は日本システム情緒的な手段を講じるが、過半数を獲ることは即ちリアルな数確保である。
日本政治は究極の選択をする必然性に乏しい。それは自然環境が他の国より余りにも恵まれているからである。そのこと自体世論も自覚していない。
空気と水と安全がタダで手に入る国、とは古いセンテンスだが、それは依然として今でも持続している。
日本の「年金問題」が世界経済に与える影響は皆無。すなわち、与党側の不始末はとるに足らぬ問題と、世論は判断していると推測する。(私自身からすればそれはトンでもない許されざる政治責任)

あと1週間後の投票で、いまの形勢が劇的にかわることはないと思う。残念だが与野党逆転のチャンスは消えた。今後もその可能性はないだろう。なぜなら国民がそれを望んでいるからである。

金権汚職政党と揶揄されても、それに群がる派閥政治、社会世論がある限り体質は改善されない。その結果年金問題が生じたのである。

           画像は水田に農薬散布するリモコンヘリ

2007-07-19

29日にきまる

7月29日の参議院選挙、予想は伯仲の模様。
どちらが勝つか、開けて見ないとまったくわからない混迷状態と予想。

与党、社会保険庁が、やはり致命傷です。
それに関連する団体、旧公社といわれる組織体質がいま、にわかに表面化しているように思います。
つい先日JRとNTTが、そろって社員に対して社会保険の緊急窓口を開設した、というニュースがありました。

表面的には企業が社員のために救済措置を取る、といったように見えますが、なんのことはない、旧公社は社会保険庁と同じカテゴリーで、クミアイ主導の組織で労働よりも保守精神が最優先し、社保庁の闇マニュアルのような馬鹿げた指南書がハバを利かせていたのです。

その当時の幹部連は、いま何をおもい考えているのでしょうか。とても恥ずかしくて公然と社会に出ることは出来ないでしょう。

彼らのやっていたことは、まったく主体性の無い体制型お仕着せをやっていたに過ぎません。

はやり風邪というのは誰でも引きますが、自分はカゼではないと思い込んでいたことが致命傷で、そんな人に付ける薬がありません。

それで年金問題が表面化したに過ぎませんが、この悪しきお仕着せ世代を一掃するには5.6年かかるでしょう。その前に、与野党逆転があれば、2.3年というところでしょうか。

2007-07-18

これも時代か




「18日午前3時ごろ、大阪府東大阪市の自営業男性(56)宅から、長女(17)が「父を刺した」と110番通報した。府警河内署員が駆けつけたところ、背中に刃物が刺さった男性を発見。その場にいた大阪市内の高校に通う長女が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。父親は重傷」

これはネット配信された新聞記事抜粋です。



いくら、なんでも、それはないでしょう、という本音がつい出てしまう。

その娘は、「これまで払ってきた学費を返せ」と父親に求められていたという。
同様の事件で風呂に入るのが遅いとののしられ、娘がその父親に危害を加えた事件が思い出されます。
自分の我が家を思ったとき「起こるべくして起こった事件」、として父親代弁者は切ない気持ちです。
父親権威喪失、社会規範崩壊などいろいろ言われますが、今社会で起こっている事件を分析すると、やはり尋常普通ではない、と思ってしまいます。
「なんでもアリ」、がいま社会で進行しているのでは。社会規範など言うと疎ましく思われますが、いまそれが最も欠如しているのが日本でしょう。
政権実行者自民党が社会保険庁問題のデタラメをやっていたからといって、一般市民が、それと同調する必要はまったくない。
時に7月29日、参議院投票日です。
「政治には興味はないわ」、と身内のものが言ってましたが、少なくとも税金を納めいてる国民として、納税額1円をどのように使うかを審判するには投票して、政治に関与すべきです。
そうでもしないと、世の父親は娘にバカにされ続けます。

2007-07-13

ANTIKITIRA


This sight is page sight that chiefly talks about the history.
It was clarified that the Antikitira image introduced here was a computer made of the bronze that was made in the second century at B.C. and had improved from the sunken ship 100 years ago by a modern high technology.
It is an appearance of the personal computer genesis that handles now everyone. The discovered place is the Mediterranean sea Antikitira island offing.
Island that floats on the tip of eyes and noses Crete and Knossos with which myth was colored. It is in an important terrain that corresponds to Kyushu and Tsushima for instance in the route and Japan that leads to the relay ground where the continent is connected with the sea route and ancient city-state Greece. There were the Asia Minor west edge interrupted in the Bosphorus strait and Ottoman Empire in history in the east, and the ancient highway silk road net was paved, and the sphere of the world in the ancient Eurasia region was composed in case of in addition toward the east.
As for development as the nucleus, the Mediterranean sea of an ancient civilization country is clear. It moves Mesopotamia, Persia, Egypt, and east and ups and downs at past days such as Indus and China are told realistically. What is the reason? Why did Mesopotamia (present Iraq) , for example, four large civilizations in the world and other ancient civilization history nations worship dust after Europe and America in the contemporary society?Where is the reason?
It is thought that knowing the approval process of a Greek nation at B.C. is necessary for knowing it, and when string relieved and the reason are understood, it is a motive of the sight establishment as the beginning based on the computer of Antikitira as for a philosophy and a natural science of the archaic society.
- Continuation is see by linking "Antikitira" images-.



My HP was made English with translation software (excite). Because various information on the Internet easily does such a translation, it is very convenient. The HP top page introduces here is made translation English only of top page in the meaning of the introduction because it becomes a huge amount if the full page is translated though can read the content by each link in finding. Please fly to about and read when there are translation mis-etc.

私のhpを翻訳ソフトを使って英文にしてみました。これはトップページの見出しで、各リンクによって内容が読めるようになってますが、全ページを翻訳すると膨大な量になりますので紹介の意味でトップページだけの英文翻訳です。

センキョ


 



参議院選挙公示があり、にわかに騒がしくなってきた。
テレビでは各党の党首が主張を述べる。

天下分け目の闘い、とメディアも党首もつばぜり合いを展開しているが、果たして結果がどう出るか7月29日投票日が楽しみだ。

私の個人的な意見としては戦後60年政治の一貫性を打破したい、と思っている。
しかし、それには野党の「やる気」がないと絵空ごとでパソコン世界ではないがバーチャル世界の架空現実で終わる。

野党に、この「やる気」があるのか、ないのか、いまもって疑わしい。批判は聞き飽きた。揚げ足論法もタコができた。
小沢党首ではないが、社保庁問題も含めて、これが最後の逆転チャンスと言い切っている。それにまったく同感だが、その他諸々が「最後」と思っているのかどうか、そこが知りたい。
特に野党の若い議員たちは、テレビに出演して広報活動をしているつもりのようだが、テレビ画面とは所詮娯楽であり、どんなに力説しても視聴者は3分で忘れてしまう。
画面で顔を売るのは党のポリシーとは関係なく個人を晒しているだけで、本人もその気になってタレント気分だ。

過激な「一灯」が、欲しいと誰もが考えるだろう、そうしたテレビを見せられていると。

それをパソコンで実行したのがいた。


 自民党の幹事長のインターネット上に開設しているホームページ(HP)に脅迫メールを送りつけた元教師。
「選挙中身辺に気をつけろ」「拳銃で襲撃する」などというメールを送りつけた。
「織田信長」や「水戸黄門」「吉田茂」などの名を使っていたという。
本人は日本史担当の先生だったか。それにしても稚拙極まりない。

何故足がついたかというと、通信履歴をインターネットのプロバイダーに照会して追跡調査した。そして「織田信長」のパソコンから脅迫メールを送っていたことがバレた。


これはすごい。悪質メール、迷惑メール、それらのスパムがプロバイダーデータを追跡調査すれば、差出人が何処の誰であるか特定判明する。

ウムム、やる気になると誰のパソコンでもそれを覗けるということか。

2007-07-10

世論の声、か?




イラク駐留米軍の即時撤退を=NYタイムズ紙が異例の社説2007年7月9日(月)16:23

(時事通信)
【ワシントン8日】米紙ニューヨーク・タイムズは8日付の社説で、イラク戦争でブッシュ大統領は既に大義を失っており、イラク駐留米軍を撤退させるべきだと主張した。同紙は紙面の半分を割き、珍しく1本の社説で駐留軍の撤退を訴えている。(写真は、イラク駐留米軍)
同紙は、「我々は多くの米国人と同様に、ブッシュ大統領が十分な大義もなく、国際的な反対にもかかわらず、また戦後の安定化計画も持たずにイラクに侵攻したことによって自らつくりだした災厄から真剣に抜け出そうとする努力の兆候を待ち続け、結論を出すのを先に延ばしてきた。しかし、ブッシュ大統領にそれを行うビジョンも方策もないことが明らかになった」として、米国が一刻の猶予もなく、即時イラクから撤退する時が来たと述べている。
同紙はさらに、ブッシュ大統領が任期の最後まで今の方針を維持し続け、後任者に混乱を押し付けようとしているのは明確だと指摘し、「同大統領の大義がどうであったにせよ、それは既に失われている」と断定している。
同紙は、「米軍兵士を犠牲にし続けるのは間違っている。イラク戦争は米国の同盟と軍事の力をむしばんでいる。それは、米国の力と信念の賢明な適用を必要としている世界に対する背信行為である」と力説している。〔AFP=時事〕
「時事発」 ニューヨーク・タイムス社説を全文コピーさせて頂いた(同、写真も)。
悪夢の同時多発テロ9・11から6年経過した。
地獄の惨状を一番間近で目撃体験したアメリカ国民にとって、その憎しみのやり場を探していた。
それがイラク、フセインであったことは、これまでの経緯を考えれば世界の誰もがそれを知っている。そしてイラク戦争が仕掛けられた。
当初、アメリカ国民の誰もが、それに異論を唱えるものはいなかった。また世界の論調も同情的で、同盟国はイラク戦争にも参戦した。
泥沼化した、この戦争は40年前のベトナム戦争とよく比較される。
が、同じ形の戦争であっても世界の情勢は激変し単純比較ができない。
国民の代弁者ニューヨーク・タイムスが異例の社説を載せることも40年前とは違っている。
アメリカの良心が復活するか、しないか、その記事を読んだアメリカ国民の心情が気になるところだ。

2007-07-02

アップル「iPhone」


アップル「iPhone」、ネット上に早くも分解画像が流出2007年7月2日(月)13:16

(ロイター)
 [サンフランシスコ 1日 ロイター] 米アップルの携帯電話機「iPhone」が先月29日に全米で発売されたが、インターネット上ではすでに、中身を知ろうとする好奇心旺盛なテクノロジーマニアらの手で分解された「iPhone」の写真や動画が出回っている。
 1日午後には、米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」に、2人の男性がハンマーなどを使って「iPhone」を壊す様子を撮影した動画が投稿された。この動画は5万回以上再生され、内容を激しく非難するコメントも寄せられた。
 米フロリダ州マイアミ在住という投稿者は2本目の動画で「ただ壊すために壊したのではない。中身を知るために分解した。時間が限られているので極端な手段を使った」と説明している。
 また、アップルの部品や修理に関するガイドサイト「Ifixit.com」では、技術的な解説付きの分解画像が幾つも掲載された。サイトの共同創設者カイル・ウィーンズ氏は「アップルはいつくかの非常に革新的なことを行った」としている。
 同サイトにより、「iPhone」の構成部品の一部が明らかになった。メーンプロセッサーとメモリーチップは韓国サムスン電子<005930.ks>、音声処理チップは英ウルフソン・マイクロエレクトロニクス、Wi-Fi無線チップは米マーベル・テクノロジー・グループの製品がそれぞれ採用されている。
 アップルが部品供給会社に関する情報を制限していることもあり、「iPhone」の分解情報には投資家も注目している。過去には、同社の携帯音楽プレーヤー「iPod」の部品情報が明るみに出ると、その部品を供給する会社の株価が上昇するという現象もあった。

上記、「ロイター記事全文コピー」

今話題沸騰のアップル「iPhone」、日本国内では蚊帳の外。何れ上陸するのは間違いない。
 抜粋

『1日午後には、米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」に、2人の男性がハンマーなどを使って「iPhone」を壊す様子を撮影した動画が投稿された。この動画は5万回以上再生され、内容を激しく非難するコメントも寄せられた。
 米フロリダ州マイアミ在住という投稿者は2本目の動画で「ただ壊すために壊したのではない。中身を知るために分解した。時間が限られているので極端な手段を使った」と説明している。
 また、アップルの部品や修理に関するガイドサイト「Ifixit.com」では、技術的な解説付きの分解画像が幾つも掲載された。サイトの共同創設者カイル・ウィーンズ氏は「アップルはいつくかの非常に革新的なことを行った」としている。
 同サイトにより、「iPhone」の構成部品の一部が明らかになった。メーンプロセッサーとメモリーチップは韓国サムスン電子<005930.ks>、音声処理チップは英ウルフソン・マイクロエレクトロニクス、Wi-Fi無線チップは米マーベル・テクノロジー・グループの製品がそれぞれ採用されている。
 アップルが部品供給会社に関する情報を制限していることもあり、「iPhone」の分解情報には投資家も注目している。過去には、同社の携帯音楽プレーヤー「iPod」の部品情報が明るみに出ると、その部品を供給する会社の株価が上昇するという現象もあった』の、
ここが気になる。

テレビ世界でいう「やらせ」、か。


売れればなんでもいい、というアメリカり流儀がミエミエで日本人の肌には合わない。日本上陸するときは、もっと違う戦略で喧伝するはずだ。

かつてアメリカで日本車が標的になったとき、同じようなテレビ画像が流された。そのときの心理感情は排他的アクションとして苦々しく思ったが、この度のロイター報道を見る限りでは、それも「ヤラセ」だったかと思うと、日本企業もアメリカの意図にまんまと引っ掛かったようにおもう。

アップル戦略はアメリカ国内では様々に評価されているようで、その実、日本国内ではまったく無知。
はたして「iphone」が世界を席捲するか、しないか、この3ヶ月が勝負とみる。

その他のIT関連情報では、一企業の寡占的な市場支配は好ましくないと、それを排除する意見が出されていた。標的は当然Microsoftであり、次席に控えるGoogleであることは誰でも判る。
アメリカが世界の頂点であろうとすれば世界市場寡占は必須条件である。その領域を死守することができるか、できないかは次期大統領次第である。それを選ぶのはアメリカ自身であるが歴史上、地球上の全世界の政治経済を支配した国家で1世紀に渡って君臨した国はない。
どんな方策を講じても、全世界人口の意思意図を汲み取り分析することはスーパーコンピュータ100台を駆使しても、それはできない。なぜなら、そのコンピュータにデータを打ち込むのは人間であって、自分にとって都合の良いデータばかりを入力しても、正しい応えは絶対に出ない。
そのことは紀元前6世紀、ギリシアの哲学者タレスが目指した物理法則の探求とはまったく逆方向である、ということを充分認識していないからである。

2007-06-28

年金~続編 6月28日

                photo:野草絶滅種に晒されるラン「アワチドリ」

昨日に続き、年金問題を検証。

来年、定年を迎える身にとって、それは切実な問題であり「記録がありませんでした」では済まない。
しかるべき、現在就業中の会社に問い合わ「基礎年金番号」を照会してもらった。

本社から送られてきたファクスに40年前の見覚えのある証書写しがあった。
そこに書かれていた社会保険庁受付年月日「平成9年1月1日」と認めてある。

これが問題の10年前の混乱期日と改めて納得した。
それにしても、個人の「年金手帳」を勤務先の会社が何故管理しているのか、その点も不可解だ。
これでは厚生年金といえども個人が受給するはずの年金データを即座に自分が検証できないシステム、それを考えたのは一体誰か。よくよく考えてみれは、おかしなやり方が随所にみられる。
さらに拡大解釈するなら、納めた支払い年金が何処に保管され、どのように年金受給者に支払われるのか、その収支決算書を見た者がいるのだろうか。タバコ、鉄道運賃と同様領収書を発行しない、という法律根拠があるのだろうか。

日本国民の年金支払い義務者から集めた年間金額がいくらで、そのプールされた全体金額を何処に預け、誰が管理し、どのように資金運用しているのかサッパリわからない。(しばし年金基金で建てられましたという看板はみたことはある)

そのデータがないから見当もつかないが、おそらく兆単位の金額ではないかと推測する。
5000万人のデータが紛失している、ということは実際、支払い年金の現金は何処かに「在る」はずで、その支払った基が特定できない帳簿とは、現金だけが宙に浮いている状態とみていい。使途不明ではなく意味不明の現金数兆円が、どこかに隠れている。これはとんでもないことで、また恐ろしいことだ。

前期、退陣した小泉前総理が命を張って法案化した「郵政民営化」。そこに保有されていた郵貯の莫大な数兆円現金が国から離れ、民間企業に流れ込む。その莫大な現金を運用できるのは極限られた国と企業であるという話を聞いたことがある。それはどう考えてもアメリカでしかない。

その足跡と同じような経緯を含んでいるような気がしてならないが、すべては確たる証拠の無い「れば、たら」話しである。

続いて新しい情報があったので参考までにコピー表示する。(これは法的には違法である)

1億人全員に年金納付履歴通知、柳沢厚労相が表明
                                   2007年6月28日(木)11:48   読売新聞

 柳沢厚生労働相は28日午前の参院厚生労働委員会で、過去の保険料の納付履歴の通知について「すべての年金の受給者、現役の加入者に履歴を送って確認いただく」と述べ、約1億人の公的年金加入者・受給者全員に通知する考えを表明した。
 通知は来年度から本格的にスタートする見通しで、年金受給年齢に達していない加入者約7000万人については、来年度から本格実施される「ねんきん定期便」で履歴を通知する。年金受給者約3000万人については、来年6月以降、約5000万件の該当者不明の記録をコンピューターで照合した結果と共に履歴を通知する方針だ。
 一方、柳沢厚労相は答弁で、社保庁を廃止し、2010年に設立予定の非公務員型の日本年金機構の職員について、現行の公務員同様の天下り規制を設ける考えを示した。

2007-06-27

デタラメか?、それとも日本的体質か?


どうにもならない社会保険庁のズサンな体質に、怒りと失望と為政者たちのうわのそら体質に、あえて新聞記事をコピーして物申す。
朝日新聞記事全文コピー
社保庁改革阻む100の裏協定「どうにもならなかった」
                             2007年06月27日09時59分   「朝日新聞」
 
「組合にも責任があるが、要求を受け入れた管理者側にも問題がある」。社保庁の最高顧問だった「さわやか福祉財団」理事長で弁護士の堀田力氏(73)は、かつての経験を振り返りながら、ずさんな年金記録問題についてそう感じたという。
 年金保険料の不適切な支出、個人情報の無断閲覧。様々な問題が噴出していた社保庁を立て直すために呼ばれた堀田氏の目に、職場は無気力で怠惰な雰囲気に満ちているように映った。
 「労組との裏協定があって、どうにもならなかった」。04年9月に最高顧問となって間もなく、数人の長官経験者からこう耳打ちされた。
 組合と社保庁との覚書や確認事項による「裏協定」は100を超えていた。「窓口でのパソコン作業では、キーボードを45分操作したら15分休憩」「キーボードへのタッチは1日当たり平均5000以内」といった数々。一部の文書は「国費評からの要求の実現に向け、誠意をもって対処する」で締められていた。
 「こんな協定を求める方も問題だが、歴代長官らにも、何も手を打ってこなかった不作為の連帯責任がある」と堀田氏は指摘する。やる気のある職員が実力を出せるよう、まず裏協定の破棄作業が進められ、05年1月に完了した。
 組織改革の方向が見えてきた06年春、年金の納付率を上げるために数字を改ざんしていた問題が相次いで発覚。これまでの改革案は白紙になり、与党からは「組織を民間にしろ」の大号令が上がった。「助言はかき消され、政治家も聞く耳を持たない状態となってしまった」
 堀田氏は今年1月、最高顧問を退任。そこに、ずさんな年金記録問題が持ち上がった。「情けないし、本当にがっかり」と肩を落とす。

この記事を読む限り、『社保庁の最高顧問だった「さわやか福祉財団」理事長で弁護士の堀田力氏(73)は、かつての経験を振り返りながら、ずさんな年金記録問題についてそう感じたという』。と述べた堀田氏は同罪である。
この事件で、自殺者が出ないのはどうしたわけか。
この件に関与した全員が他人事と認識しているからに違いない。はたまた、「どうにもならない」日本人的体質が、そうさせたのか。
日本国民個人の情報を国が管理する、というアンチテーゼが根本にあった。これまでの報道でそれが明らかになりつつある。
つい最近「ハシカ」が大流行したが、その理由がある年代にワクチン摂取されなかった年代層に蔓延したという現象と、とても近似している。
無気力で怠惰」な職員に同情しつつ、それで私と、5千万人以上の国民が国是として「国民年金保険税」を納めた途方も無い金額を御破にしろ、といったような言い訳が通用するとでも云うのか。
そうなんです、通用するから総ての当事者の皆さん上の空で対応しているのです。(それが日本人的体質)
これは歴代の疑獄事件どころではない。国民をしんそこ欺いた一大スキャンダルであり、国家恥辱事件です。前代未聞、未曾有、そんな生易しい形容も当てはまらないこの事実を、いまだ誰も指摘しないのが、これまた日本人的です。

2007-06-20

トロイの木馬がやってきた

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昨日の朝5時ころ、上段のブログ「次のブログ」検索でネット海外旅行に出かけたら、あっという間にウイルス感染した。

「マカフィー」よりの感染通知で『トロイの木馬』が、このブログスポットから進入したとデータが表示された。

なんと、簡単にメジャー・ウイルスに感染したものだ、と感心している場合ではなかった。

pc内の、あらゆる痕跡を即座に削除して、検疫をチェックしてみると辛うじて難は免れたようだった。

自分のpc内だけで済んでればいいのだが、他人のpcに拡散されないか、それが心配だった。

その日は、海外旅行、国内旅行、コンビ二の買い物、お隣の挨拶まで控えて、一切外出しなかった。

ウイルスが完全に削除されたかどうか、確証がない間は、このマイページにアクセスされる方もご遠慮下さい。

増殖ウイルス対策、万全でお願いしたい。

「ブログ・スポット様」へ

2007-06-18

不気味な影




昨日の17日、他のブログを散策し、わいせつブログを見せられたと書いた。 
それで18日の今朝、同じように散策してみたら、いかがわしいブログは発見できなかった。
サイト側で手を打ったのかどうか、それは判らない。
そして、自分のブログ、ページ表示の最下段に「登録:投稿(Atom)」があった。
「この投稿へのリンク」をクリックすると、「ファイルのダウンロード」が表示された。
その前に、(Atom)をクリックすると自分の書いた記事がズラズラと別枠で表示される。2度めのクリックで文字化け漢字が表示される。
その後の「ファイルのダウンロード」があってyes・noを覗っている。そんな怖いもの、ダウンロードするわけがない。
一体これは何か…。
ブログシステムなのか、それにしても登録Atomの正体不明が気にかかる。
こんどは私が狙われているか、先日の記事のこともあるし。

2007-06-17

喰われる

喰われた、とおもった。
なんのことか?   このsightに投稿しているアメリカ版ブロガー
を散策したら、5のうち2つがわいせつ画像を載せた悪戯ブログ
だった。

規制をかけて表示されない処理はしてあったが、それらは正規のルートからLOGINしたものではないと思われた。

「それがアメリカ、今の現状である」と認識すれば、なんとなく納得してしまうが、そんなものばかり見せられると、ネットの良識というか健全性は木っ端微塵に打ち砕かれる。

最近ログインするのにガードが硬い、と思っていたが、そんなことがあったからだと納得した。

それにしてもアメリカもヒマなんだ。そんなことしている時間があるんだから。
世界市場の自動車産業の王座を日本にいずれ奪われる。以前の鉄鋼産業と同じに。
ネット上にわいせつブログが蔓延するのと反比例して主要産業が衰退するアメリカ。やはり大統領は2年後に代わった方がいいと遠隔的に思ってしますう。

2007-06-16

引続き社会面はにぎやか


「元公安調査庁長官が代表取締役を務める会社から朝鮮総連に、35億円の購入代金が支払われるかどうかだ」…

Googleニュースから拾ったこの記事はパクリになると思われるが、もともと新聞記事配信の是非を巡ってすったもんだした挙句、インターネット配信のパワーに圧倒された新聞メディアが時勢には勝てないと判断し、おずおずと便乗しているのだから、今更文句も云えない、だろう。


朝鮮総連関係記事にコメントすると厄介なことになりそうだが、それに加担したと思われる人物が「元公安調査庁長官」で、35億円の購入代金云々というから、それはやはりノーマルではない。社会保険庁年金問題と双璧の一大不祥事として汚点を残しそうだ。
参議院選挙を控えた与党は頭を抱え込んでいるに違いない。現在アメリカ大統領ブッシュが窮地に陥り、換わってヒラリー候補がスピルバークのご朱印を頂戴して追い風に乗った。
この二つの要素は近い将来に向けた布石であり、日本国内では早急に回答が出されるはずだ。これをチャンスに代表野党はその気になって政権奪取をしなければ、将来日本の百年後の社会映像が変わらない。それは同盟国「米」も全く同じことが云える。
社会が劇的に換わってしまうことは好ましくないが、世界の国民は「一大変革」を常に望む。そして日本もアメリカも今、その変調する期待感が高まっている時期に差し掛かっているように思う。
それを制するのはインターネットをいかにして有効利用するか、そのものが勝利を手にすると予想している。
それにはネットの信頼性、そして精度も問われるのだから、総てが「自己責任で」、といったような他人事、あなた任せ、責任転嫁型のサービスを少しは改めないと、社会からの信用を勝ち取れない。でないと昨年の事件、記憶も新しいITベンチャー社長逮捕劇、関係被告『検察側の一方的な論理』に押し切られてしまうと杞憂する。
今朝行った、このサイトのレイアウト変更は成功したようです。私の書いたクレーム記事を当サイトは参考にしてくれたのかな??

変えてみました


2007年6月16日、季節も変わったことだし、そろそろ気分転換に画面表示を換えてみました。

設定変更が有効であれば変わっているはずですが、相変わらずpc中では正常作動しているとは云い難いです。

2007-06-15

どうして???


念のため、ログインしてみたところパスワードも入力しないで、ログインした。
こんなことがあっていいものだろうか、と狐につままれたような不思議な気分。
では、これまで散々パスワード再設定させられ、それでもログインできなかった訳は何であったのか。
それにしても判らないパソコンの気紛れさ、それから自分の入力ミスも相俟って益々複雑怪奇なインターネット世界。
逆説論で「だから面白いんだ」というのも一理があるか、否か。

2007-06-14

ぜんぶ、が、おかしい



「やっとログインできましたので社会批評など提言したいと思います」

今、世相を揺るがしている社会保険庁年金問題のネット情報を基に意見を申す。

ネットに書かれた情報、そこには派手な見出しで、歴代厚相さら与党首相に対しても引責の義務があり弁済を負う、という内容の記事が踊る。

それは当然の弁済手段として国民は納得するだろう。だが現実問題として歴代為政者たちが「はい判りました」、と金銭弁済をするとは絶対に思えない。

ローカルな「日本的政治」を知っていれば、それを望むほうが無理というものだ。来るべき参院選挙も絡んで日本政治、未曾有のターニングポイントと云える。

同じ政治舞台の話題で党首選のアメリカ次期大統領候補に、クリントン候補に強力な助っ人が名乗りを挙げた。スピルバークが一転して、クリントンを支持すると、ネットが報じた。

これでアメリカ次期大統領は確定したも同然。

ikudoon


このブログにやっと辿りついた。パスワード再設定を何回もやって、そのパスワードのどれが正しいのか自分では判断できない。

次回、ここにログインできるかどうか判らないので、これが最後かもしれない。

2007-06-05

入れ替え更新


しばらく疎遠にしてましたが、LINKを更新しましたのでお知らせいたします。
この記事を編集するのに、自分のページに戻るのに2時間もかかりました。
パスワードを何度入力しても拒否され、変更を3度もして、それでもダメ、更新するための情報送信メールは文字化けで意味不明。
ガードが余りにも硬く、Googleに対する攻撃のほどが計り知れます。
それはかつてのMicrosoftであり、巨大SIGHTの宿命というべきなのでしょう。
それにしても、もう少し簡単にアクセスできないものでしようか。
次回も同じ手間が掛かるようなら、このブログは退会してサッパリします。

2007-03-10

クノッソスと小アジアの回路

画像
東京国立博物館提供 弥生時代後期 台付壷
東京国立博物館平成館考古展示室に展示されているこの台付壷は、愛知県名古屋市高蔵遺跡から出土した。
年代は弥生後期とされる。
解説によると、「ギリシアのクノッソス宮殿出土の土器にも比べうる見事なものとして、バレススタイル(宮廷様式)と呼ばれる」、とこの土器を絶賛する。

2007-03-06

タグ2


photo:ギターエディター画像
ただいまパソコンタグに奮闘中と前日の日記で書いたが、あるサイト内で、私の理想とする個人ホームページを発見した。
そこには無駄な広告類が一切ない。ということはスポンサー無しのページと見ているが、それがまったく個人で作ったものか、それともフリーソフトで作ったものか判定に苦慮している。
何を隠そう、私はいま独自のオリジナルホームページブログを策定中で、そのレイアウトを思案している所なのである。
それには、パソコンの言語タグを習熟しないと、それは不可能である。それは大変な作業で、手間と暇と時間、なにしろ空いた時間が必要である。
それを考えるとフリーソフトで、それにより近いもの、があれば直ぐにでも使いたい。と安直に考えているが、そんなヨコシマな気持ちでいると必ずしっぺ返しを食らう。
判っていながら、いまそれを検索中。

2007-03-05

タグ

                                    photo:websightのディスプレー
ながい間、ブレイクスルーでした。昨年11月14日が最終稿で、その間パソコン上のタグ編集習得に専念していた。
このブログ編集に辿り着くまで、以前と比べて手間がかかるようになり、それもブレイク理由一つとして挙げられ、それと巷溢れるブログの中の1千万分の1としての「マイブログ」は、ほとんど1千万銀河の中のチリ一つに喩えられる。
私のページにグーグルアドセンス広告が張ってあり、クリック数によって成績が分るように仕組まれている。
それを見ればページアクセスも判断でき、マイブログの存在感が確かめられる。
当然と云えばトウゼン、判りきっているその結果として、アクセス数は殆ど無いに等しい数だった。比例してアドセンスの実績もあがる筈がない。
以前、NHKで「Google」を扱った番組が放映され、そこに紹介されていたアメリカ版フリーターとも云うべき若者がアドセンス広告収入で高額の月収を得ていると報告していたが、それは特例中の特例に違いないだろう。
そんなことも頭の隅にあり、このブログから遠のいた理由でもあるだがせっかくのブログだから月一くらいで書こうと思っている。
あるネットサイトを拝見して、なんとエキサイティングなブログもあるものだと感心させられた。書き手は「ベンジャミンフルフォード」氏である。
ネット世界では異端的存在として世界的な著名人でありジャーナリストである。
氏がいまもっとも傾注している事柄、それはある出版物を世に送り出すことである。本は既に出来上がっているらしく、あとはルートに載せて市場に送り出すところまで来てクレームが出た。
「ユダヤ・キリスト教世界支配のカラクリ」とういタイトルの本で、wiesenthal centerから出版停止の要求を提示された。もし、それを拒否して本が市場に出回れば闘いが始まることが予想される。
なんとも居丈高な人が世界には存在するものだと、いたく感心することしきり。氏は言論世界に命を賭けていると思われた。
世の中には、「世間に知られては困る」というシークレット情報がそこいらじゅうに転がっている。とくに日本国内では日本の顔としての企業の、りそな、とか日興などが不正行為を組織ぐるみで隠蔽し、それが発覚して世間の晒しものになった。類型を挙げれはきりがなく経済あるところに必ず不正隠蔽が付きまとう。
ゼネコン談合など、古い商習慣がいまだに組織的に行われている現状で、そこに政治的というか政治屋の利権が絡むから、これはとてつもなく厄介な人間の性、もしくは業と云うべきか。
その陰部シークレットが許せないというのがベンジャミン氏の主張である。
その論説を我々のような火事場見物人無責任者とは違い、紙と鉛筆とパソコンで訴え、尚且つ圧力脅し脅迫まがいのアクションを受けながら、それに対抗しようとする姿勢は並ではない。まさに命を張っていると云えるだろう。
問題の「ユダヤ・キリスト教世界支配のカラクリ」という本は、いまだ購読する段階に至ってはいないが凡その見当はつく。というのは以前、私は同内容の本を読んだことがあるからだ。
その名を「キリスト教封印の世界史」西欧文明のダークサイド、へレン・エラーブ著、である。この本を読むと、欧米世界による世界支配が宗教の名を借りて歴史的に行われてきたことが縷縷書かれてある。
その中で私が特に関心を持ったのは中世から初期近代に行われた宗教的な「異端審問制度」にあった。
宗教の原理にそぐわない哲学・自然科学的論説は一切認められず、現代社会が発展するに不可欠な科学理論と、それを提言した名だたる科学者たちは、ことごとく、この異端審問にかけられ憂うべき処遇を受けている。
いまにして思えば「それは何処から発生する拒否主張か?」と思われるおかしな論法で独裁政治特有のエゴの塊である。その背景に宗教世界が幕を張っていたのだから、それは揶揄されても弁解の余地はなく、また未だにその歴史的行為が持続し問題視されているのは、解決されていない事柄ダークサイドがいたるところに存在していることの証明でもある。
ベンジャミン氏の「言いたいこと」に対して、その反対意見を述べたい人間もいる。
氏のブログにはかなり強烈な言語表現で反論する。
「あなた頭、おかしいです。誇大妄想のスイッチがが入ったとしか思えません」以下云々。
まあ、ブログ特有の過激表現と見れば、なんてことない言葉であり云った、いや云はない、の子どもの程度の喧嘩レベルは結構多い。
つい先日読んだ本「はやぶさ」不死身の探査機と宇宙研の物語、吉田武著がある。
「小惑星イトカワ」に向けて打ち上げられたロケットの物語で、惑星サンプルを持ち帰るという世界でも例をみない離れ業をやった宇宙研のことが克明に描かれている。
その宇宙ロケット国産化の歴史を遡れば「糸川秀夫」という一人の日本人がいて、現在の日本宇宙開発は糸川氏がいなければ存在しなかった、といわれるほど偉大な足跡をのこした人物が糸川秀夫である、とそのことを切々と訴えている。
現在のロケットはニュートン古典力学と量子理論によって構成され打ち上げられることがよく判り、その学問は人間の情緒論とはまったく異なり「いった、いわない」世界とは無縁で、物理現象をどれだけ正確に読み取れるか、というギリシア哲学・自然科学以来の復習おさらいをしているようだ。
またそこにカミの力は必要なくキリストとかアマテラスが立ち会わなくとも「重力と太陽輻射圧」の物理的関係、その確かな数値を拾い上げることで達成される。
量子力学で証明された光子photonには質量があり、宇宙空間に至ってはそれが重要な力として衛星制御に欠かせない物質としてデータに盛り込まれる。
その宇宙無重力空間において「光には質量がある、否ない」、と議論している場合ではなく、太陽輻射圧1000㎡当り一円玉相当の重力を計算に入れないければ人工衛星は目的地に着陸できない。
その理論と、糸川秀夫が最初に打ち上げたペンシル型ロケット技術が今の日本宇宙開発技術の基礎になっている。